・顎が開きにくい
・顎を開けるときに外れたようになる
・顎を開くと音がする

顎の関節には関節がスムーズに動くために、「関節円板(コラーゲン線維のかたまり)」がありますが、
顎周辺の筋肉や軟部組織が硬くなると円板が引っ張られて、関節の中に挟まると関節が開かない、
また円板がズレたときにガクッとした動きがするといった症状が現れます。
これを「顎関節症」と言います。

解説

改善方法として一般的に推奨されているのは顎のストレッチです。
顎を軽く開いた状態にすると関節がゆるみます。
この状態で、下顎を右に5回くらいゆっくり動かします。左も同じように行います。
動かしにくい方向があったら、そちら側を少し多めに行いましょう。
次は前後にもおこないます。
顎の周辺の筋肉をほぐすことが目的ですから真剣にやらずに遊び感覚で肩に力を入れずに行いましょう。

当院での取り組み

顎に問題を抱えている方たちを診察していると、総じて首に問題を抱えている方が多いです。
また逆に首の凝りを訴えて来院された方の顎を診ると結構な確率で関節が腫れています。
このことから当院では強い力が加わる顎関節は頸の動きとセットで診るほうが良いと考えて診察しています。
顎でお悩みの方はぜひご相談ください。