妊婦の方の治療

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 最近おなかに赤ちゃんのいるお母さんや生後間もない赤ちゃんがいるお母さんが次々といらしています。
 妊娠も7ヶ月以降に入ると徐々におなかが大きくなり、そのためか腰痛や肩こりなどで悩んでいる方が意外に多いようです。
 妊娠中や授乳中なので薬を飲みたくない。そんなときに手技や鍼灸は心強い治療になります。当院はベッド回りが広くベビーカーごとベッドの横に入れられます。なので生後間もない赤ちゃん連れでも安心して治療を受けることができるようになっています。

 僕が尊敬する師から教わった妊婦さんへの施術の仕方は、「おなかの赤ちゃんへするつもりで施術しなさい。」というもの。僕はこの言葉を大切に守って治療するようにしています。
 強い刺激は避けてとにかく優しく施術することを心がけます。
 動くのも辛いひどい腰痛や硬く肩を懲らしていらっしゃる妊婦さんでも対応は一緒です。痛みがひどいというだけで、お灸などで丁寧に温めてあげると不思議と症状が軽くなってしまいます。こんな単純なもので楽になってしまうのですからお灸って不思議です。

 そんな施術をしている時、おなかの子はどんな気分なのだろうと想像してみるのも面白いです。実はうちの下の男の子がまだ4歳くらいのときですが、突然おなかのなかにいたときの話をし出したことがありました。「プールみたいなところにいた」「とっても気持ち良かった」「でも時々すごく寒い時があった」なんて言うから聞いていてびっくりしました。ですから目の前で施術しているおなかのなかにいる赤ちゃんもきっと何か感じているのだろうと想像して、母親の身体が緩んできて腰のこわばりが取れてくると、なんとなくお腹の子もホッとしているんじゃないかなあと思い、「よかったね」ってこころのなかで声をかけています。

 実はお灸は手間暇がかかるしにおいも出るのでもぐさを使っていない鍼灸の先生が多いのですが、僕はお灸でなくちゃ治せないという時があるので大切な施術だと思っています。
 筋肉の痛みやこわばりには最新機器がものすごい威力を発揮してくれて、ひどい寝違いなどをたちどころに改善してくれるのですが、からだの深いところの問題、たとえば骨を傷めているような場合はお灸の方がよく効きます。というかお灸じゃないと痛みが取れない感じです。そういう意味では妊婦さんの腰痛にも同じことが言えるのかもしれません。
 
 いつか「おなかのなかにいたときに結構熱いお灸されたんだよね」なんて言われないようにこれからも丁寧な施術を心がけて妊婦さんとおなかの子に優しい治療をしていきたいと望んでいます。

三勝はり灸接骨院HP : http://www.3show-hari9.com/



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