震災の後、食事しているときやパソコンに向かっているとき、立って話をしているときなどに身体が揺れているように感じます。
患者さんにその話しをしたところ、ほとんどの人が同じように感じているとおっしゃっています。
あの船酔いしたときのような、そして激しく揺さぶられた地震の感覚が身体に今も残っているのでしょうか。
そういえば震災から今日でやっと一週間が経ちました。
今は一刻も早く福島の原発の火災が収まることを祈るのみです。
本当に東北の人たちため、日本のため、世界中から寄せられている祈りが通じてほしいです。
首都圏はパンや米を買い漁る人たちが後を絶ちません。
そのなかで昨日みえた患者さんは震災後まだ一度も買い物に出かけていないという方もいました。
その方は被災地の方たちのことを思い、自分の子供たちにも「米と塩があれば生きられる」と言っているそうです。
僕自身は自動車での往診を自転車に切り替えました。
つい便利だったり、寒いからと自分を甘やかしていたのですっかりなまった身体を動かすいいキッカケだと思います。
水曜日、風邪が強い日に坂道を上るのですが、前に進みません。
かなり鈍っていました。反省です。
地震酔いに効くか自分でしか試していないのですが、乗り物酔いの特効穴があります。
内関というツボ。
僕はこのツボを指先で押すと身体の揺れが収まります。
肘から先の前腕にあるツボなので、誰でも簡単に触れますのでこういう症状の方は試してみてください。
場所は手のひらを上に向け手首の関節中央から2,3センチ肘よりのところです。
ツボは押してみてイタ気持ちいい感じがする場合が多いです。
左右の腕にありますから、押してみて痛いほうを使ってみてください。
乗り物酔いのツボと言いましたが、実は不安感などがあるときや動悸などにも効果があります。
昭和の傑人、澤田健先生(お灸の達人)は婦人科のツボとして多用されていました。
身体の真ん中に効くという考えだったようです。
お試しあれ。
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