この年末年始、大きくなった子供たちはそれぞれに遊びに行ってしまうので、せっかくの休日、夫婦ふたりでまったりとカフェでお茶を楽しんで過ごしました。
うちは家内も僕もコーヒーが大好きで、忙しい朝のひと時を少し早起きをしてでも豆から挽いて、淹れたてのコーヒーを楽しんでから仕事に向かいます。
そんな僕たちが最近気に入っているカフェのひとつが東小金井にある「珈琲や」。
往診しているときにたまたま見つけたカフェです。
ここのハンドドリップで淹れたコーヒーは種類が豊富で、毎回何を注文するかで迷います。
全て飲むつもりですが、もう何を飲んだか忘れているところが問題。
仕方がないので、その日の気分で注文していますが、ハズレがないです。
去年のGW、南青山にある「ブルーボトルコーヒー」まで行って、行列に並んできましたが、はっきり言ってあそこまで行かなくてもここで十分。
というか、ここのほうが人が少なくゆっくりまったり出来ます。
お店の前はオープンカフェになっているのですが、駅前と思えないほど通りにひとが歩いていないため、とってもゆったりした時間を過ごせます。この空気感は都心ではなかなか味わえません。
ちなみに中医学の薬膳では食材を五つの性質に分類しますが、コーヒーはそのなかで「平」とされています。
これは体を温めるのにも冷やすのにも使える飲み物という意味合いです。
特に心と肺に効果があり、心の機能を高めて精神を安定させる作用があります。
漢方でいう「心」は、こころと心臓のはたらきの両方を指しています。
ですから、コーヒーの味や香りは心臓の働きを整えつつ、気分の浮き沈みも癒してくれるそういう気の巡りを良くする効果があるわけです。
また、よく言われるように利尿作用が強く、体に溜まった湿や痰(余分な水分が体の熱で粘度をました状態のもの。中医学ではこれがからだの不調を作る大きな要因だと言われている)を排出してくれます。むくみやだるさを感じる時に良い飲み物です。
ちなみにココアも「平」。コーヒーとよく似た効果です。コーヒーの働きにプラスして胃や大腸に働く効果があり、慢性的なむくみ、だるさ、冷えにも良いとされています。さらに疲労を取り去り集中力を高める効果もあります。
一方、紅茶は五性が「温」。のどの痛みなど体内にこもった熱を鎮め、炎症を和らげる作用があります。僕はのど風邪には紅茶にレモン汁と蜂蜜をたっぷり入れていただきます。
このようにコーヒーが、美味しくいただくと、こころもからだもリラックスさせてくれるのはどうやら間違いないようです。
皆さんのお勧めのカフェやコーヒーの飲み方がありましたら、是非教えてくださいませ。
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