皆さんは今年のゴールデンウィークいかがでしたでしょうか。
僕は落語の寄席で大いに笑い、野外のジャズフェスティバルに出かけて、屋台のケバブを初めて食べて、心身ともに英気を養うことが出来ました。今はちょっとしたゴールデンウィークロス状態です。(笑)
さてようやく寒さから解放されたかと思いきや、今度は滅茶苦茶暑くなったり、蒸し暑かったり、そのせいもあるのでしょう、最近は原因がわかっている人も、原因がよくわからない人も、強い痛みを訴えて来院される方が多いです。人の身体にこの気候変化はやはり厳しいのでしょう。
実は僕も調子が変な時があり、「なんか今日は頭が痛いなあ」なんて思いながら仕事をしていると、患者さんのなかにも同じような症状を訴える人がいらっしゃる。
「ああ、僕だけじゃないんだ」ってちょっと安心しちゃいます。
こんな時は、日頃の不摂生とか仕事をしている姿勢が悪いとかじゃなくて、気候のせいもあるかもしれないということなのです。「なんだ、今日の頭痛は自分のせいじゃないや」と思うとちょっと気が楽になりますよね。(笑)
前にも書きましたが、○○神経痛を引き起こす原因のなかに、「気圧の変化」も「気温の変化」もちゃんと入っています。
東洋医学の本を読むと、病気を作る原因に「外邪」という言葉が出てきますが、これは「寒邪」「熱邪」「風邪」「湿邪」などいわゆる気候の変化のことを指しています。
これらが急に来ると人々は昔から調子が悪くなったわけです。
それにしても最近の寒暖差は厳し過ぎます。こういう日が続くと段々ボディブローのように効いて体力を奪われます。
暖かくなって(暑くなって?)気も緩みがちになりますが、こまめに水分補給をするなど、体調管理には皆様じゅうぶんお気を付けくださいませ。
それでは、皆さん、今週も頑張りましょう。
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