僕がトレーニングを好きなわけ


 最近、僕は水曜日の往診の終わった夕方と土日のどちらか、週2日ないしは3日スポーツジムに通っています。

 

 8月はお盆休み中毎日通ったので、ひと月になんと15日も通いました。かなりはまっている感じです。ジムではウエートトレーニングをしています。

 

 ウエートトレーニングというと、マッチョなムキムキマンを想像しますが、あんな人には簡単になれません。

 

 もうかれこれ3年も通っていて、よく飽きないなあと自分でも思いますが、飽きない理由はいくつかあります。

 

 まず、最高の気分転換になる。思い重量を持ち上げるときは、そのことに集中するため全くほかのことが気にならなくなります。仕事の疲れなどが一発で吹っ飛びます。

 

 あと、ウエートトレーニングを始めてよかったことは、食事のことについてよく考えるようになったことです。

 

 筋肉がつく、つかないは運動と食べ物が両輪になってはじめて起きる身体の現象で、たんぱく質と脂質と炭水化物のバランスがもっとも大切です。

 

 このことは患者さんへアドバイスするときに役立っています。メタボ対策のつもりで、運動だけして3大栄養素のたんぱく質や炭水化物の摂取がおろそかになっていると、いつのまにか関節がボロボロになってしまいます。理由は、体の細胞の原料であるたんぱく質が足りなくなると細胞を新しくすることが出来ないからです。さらに炭水化物が足りないと、体はエネルギー源を失うため、現存する筋肉を壊して糖質を取り出すため、運動しても筋肉が減ってしまうのです。

 

 このことがわかってからは、自分が今の食事でどのくらいのたんぱく質と脂質と炭水化物を取ったのかをなるべく毎日記録につけるようになりました。

 

 興味がある人は是非この記録を取ることをお勧めします。やってみて驚いたのは自分の脂質の摂取量の多さ。道理でいくら運動してもウエスト周りが変わらないわけです。まあ、少しポッチャリのほうが健康という説もありますから、いいんですけどね。



2020年6月以降、当院は完全予約制になっています。
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