つい先日、知り合いの方から「干柿」を頂戴しました。
その方のお手製のもので、
島根県から「干柿専用の柿」を取り寄せて作られたそうです。
数十個の柿の皮をきれいに剥いて(これが大変とか)消毒し、
紐をかけて、柿同士が重ならないように軒先に吊すこと2〜3週間。
晴れの日は良いけれど、
雨が降ると家の中に入れて(でないとカビが生えるそう)、
扇風機をかけて乾燥させるそうです。
お天気を気にし、柿一つ一つの様子を見ながらの日々を経て、
“収穫”されたのが上の干柿です。うつくしい。
長い時間と、細やかな心配りによって生みだされた、もはや作品です。
もったいなくてなかなか食べられません。
柿には肺を高める作用があり、乾燥した時季の咳や喉の痛みによいとされています※。
今の季節にはピッタリですね!
年の暮れ、日々が慌ただしく過ぎて行きますね。今年はコロナがあって特に。
たまにはゆっくり腰を落ち着けて、
干柿などかじりつつお茶をいただく時間を作りたいものです。
※『漢方の知恵を毎日の食卓に』土屋書店
受診お申込み
2020年6月以降、当院は完全予約制になっています。
メールフォームよりお申込みいただいた後、折り返しのメールもしくは電話をお送りいたします。
混雑状況によっては、ご希望に添えないこともございます。何卒ご了承ください。
お電話でのご予約も承っています。TEL 042-387-5884 (診療時間外及び診療中でも留守番電話になることがあります。必ず折り返しご連絡致しますので、お名前と電話番号をメッセージに入れてください。)